笑う家project vol.2-kokubu
『笑う家project』で建てた住宅です!
当事務所で取り組んでいる超ローコスト住宅の『笑う家project』です。
すでに数件の実績があり、一連の活動は家づくりの会が主催する『家づくり大賞展の経済住宅賞』を頂きました。
自然素材を使って建主それぞれにフィットした家づくり、何より超ローコストで作れたことが評価されました。
約6畳の広さのウッドデッキを2階に作りました。隣地は竹林が広がります。
外壁は工場などに使われるガルバ鋼板を採用しました。丈夫で安価です。
厨房から居間を見ています。厨房の上には小屋裏収納があります。
食堂から居間、デッキを見ています。
大きなトップサイドライトは夜になると月や星を眺めることが出来ます。
居間からトイレと洗面所のドアを見ます。
このドアはコストダウンのため合板で大工さんに作ってもらいました。
階段室は箱型です。居間から区切らないように設計しました。
狭い空間を少しでも広く見せたいと思いました。
壁紙はドイツ製ルナファーザーを採用。
紙に木製のチップを練りこんでいます。
ご夫婦共に料理上手です。そのためキッチンの奥行きは1m近くほしいとのこと
特注のキッチンでは高額すぎて採用できません。
そのため分厚い合板とステンレスの板を使って大工さんに作ってもらいました。
建主さんは松戸の有名パン屋さんZopfの教室に通うほどパン作りをきわめています。
普通のパン屋さんより相当おいしいパンを作ってくれます。
寝室と子供室はお子さんが小さいこともあって、区切らず大部屋で使用。
コスト削減にも繋がりました。
浴室はハーフ型のユニットを採用。このユニットは30年以上モデルチエインジしてないのです。
少しですが、毎年売れ続けているそうです。
脱衣洗面所との境はガラスを入れて視界を広く見せます。
壁や天井には板を張って仕上げます。
春の朝風呂は格別だそうです。窓からは竹林が見えます。
夜になると外壁のメタリックな印象が消えて落ちついた雰囲気になります。
照明も電球色を採用して空間に奥行きが出てきます。
竣工2年後の玄関です。